ほとんど不可能?

つまり自賠責から見て、受傷内容に応じた十分な治療を行ったかということもしっかり客観的に審判されることになります。後遺障害の等級認定のために、その交通事故被害が、医学的に証明することが出来るかという問題とも関わって来ることになります。

レントゲンやMRI・CTでの画像で異常所見があれば、医学的には証明出来たということになるのではないでしょうか。しかしここで画像所見と症状の因果関係について更に追求していかなければなりません。医学的に推定する事が出来たら、後遺障害の等級は獲得することが出来ると考えることが出来ます。

交通事故被害は、レントゲンやMRI・CTで異常が確認できないというケースも結構多いと言います。そのような場合、医学的推定が出来るようにするためには通院状況・治療内容などのことを総合的に勘案し認定のために対処をしなければならないことになります。

そのとき医学的推定と認定される為に行うと不利になってしまうことはなんなのでしょうか。交通事故被害に遭った人たちは、頭がパニック状態になっているまま、そのような難しい問題に取り組んでいかなければなりません。はっきりと言えば、そのようなことは不可能とも言えるのではないでしょうか。

交通事故被害の認定

肩の動きが半分以下という症状が何年も今後続く可能性だって充分考えることが出来ます。しかしそれでも後遺障害として認めてもらうことが出来ないという悲劇に遭遇している人たちが大変多くいます。交通事故の被害者というのになぜ、そのようなつらい試練に遭遇しなければならないのでしょうか。

しかしこれが現実であり、交通事故の被害者は等級認定を受けるために将来においても回復困難な事を説明しなければなりません。

後遺障害診断書に「回復は難しい」と書いてあるだけでは、後遺障害の等級を取ることが出来ないのです。 回復が難しいと思われる障害が具体的に後遺障害の等級に認定されるためには、症状固定日までの通院加療・症状の推移などで判断されることになります。回復が難しいとしいうことを具体的に証明して、充分な治療を行ったものの、治療の効果を期待することが出来ないということを、後遺障害を申請する時に説明出来る資料を提出することも必要とされています。

そこでは主観的に物事が語られても全然意味がないのです。その交通事故被害は、客観的に捉えられてどうかということが審判される課題であり、ここがやっぱりなかなか交通事故被害の厄介な部分ではないでしょうか。

後遺障害の等級

交通事故にあって被害者となってしまった場合、後遺障害認定というものと向きあうことになるかもしれません。 その認定基準として、交通事故被害に遭った症状が何級に当たるのかということが、等級表によって細かく細分化されています。たとえば受傷後6か月で、診断書を作成した時に肩の動きが正常の半分以下になってしまったと記載されたとします。 診断書の内容をそのまま認定の基準で考えるのなら、10級に該当するのかもしれません。しかしそこで既に等級が認められたということではありません。

認められるためには、実際に肩の動きが半分以下という症状があったとしても、大前提の基準をクリアしなければならないのです。 肩の動きが半分以下という症状が実際にあったとしても、等級を認めてくれないという非常に理不尽な思いをしている人たちも多くいます。

交通事故に遭ってしまって、私達ははじめての体験にほとんどパニック状態になってしまっているのではないでしょうか。身体に障害を負ってしまい、プラスα法律の専門用語とも向きあうことになります。そのとき、ほとんど素人同然の人たちがまともに等級と向きあうことが出来ないというのも起こりうる事実です。

そのとき、交通事故被害に遭ったみなさんが取るべき方法とは、取り敢えず法律のプロフェッショナルにお願いすることではないでしょうか。法律のプロフェッショナルに相談しようというモチベーションを最初に持つだけで本当に救われることが多くあるはずです。